”お部屋をおしゃれにしたいなー思っても、部屋を見渡せばなんだかごちゃごちゃして垢抜けない。。。なんでだろう。”
”垢抜けない部屋、どうにかしたい!”そんな風に思うことはありませんか??
多くの人が素敵なお部屋だなと思わず憧れる、雑誌に出てくるようなお家やホテルの一室。
その秘密は、家具や内装だけでなくインテリアの黄金比を使った”色の使い方”にもあるようです。インテリアの黄金比を使えば誰でも今より2倍増しでお部屋を素敵に変身させる事が出来るはず。
お部屋に遊びに来てくれた友人にも褒められる事間違いなしですよー
- インテリア配色の黄金比について
- インテリアコーディネートに黄金比を使うメリット
- 黄金比を使ったインテリアのコーディネート例
- 黄金比の使い方
インテリア配色の黄金比って何??
古来より人間が最も美しいと感じる比率として「黄金比」と呼ばれるものがあります。
有名なものであれば、モナリザの顔、アップルのロゴマーク、名刺のサイズ、ミロのヴィーナスなども黄金比を使っています。
実はインテリアの配色にも黄金比というものがあり、お部屋の配色を次の3つに分けることでバランスよく整った見た目に仕上げることができます。
インテリア配色の黄金比
- ベースカラー(70%)
- メインカラー(25%)
- アクセントカラー(5%)
ベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラ ー(5%)の3つが配色を決める基本的な考え方になります。
実際にどのようにして使うのかそれぞれの役割を詳しく解説していきます。
各色の役割について
ベースカラー
お部屋全体の土台となるカラー。使用面積が一番大きいので飽きのこないベーシックなカラーを選ぶのが良いです。面積が大きい分、模様替えなどで変更する際はお金がかかるため選ぶときは慎重に決めるのがポイント。
使う場所…壁/天井/床/大型家具など
おすすめカラー……ホワイト、ベージュ、ライトグレーなど馴染みやすい色が中心
メインカラー
お部屋全体の雰囲気を決めるカラー。自分がしたいテイストやテーマに合ったカラーをメインカラーに持ってくるとイメージがまとまるのでお部屋づくりがしやすくなります。
使う場所…カーテン/ラグ/ソファ、ダイニングテーブルなどお部屋のメインとなる家具やインテリア用品
おすすめカラー……グレー、ネイビー、ウッド系など家具の色に使われるカラーがおすすめ。2、3色あっても問題ないですがトーンや素材は似たもので揃える方が良いです。
アクセントカラー
アクセントとしてお部屋全体を目立たせたり、逆に引き締めたりと季節や気分によってあれこれ変えられるカラーです。
目立ちやすくポイントとなる色なので何種類も取り入れるとごちゃつきやすくなるためNG!
使う場所……ポスター、植物、クッション、花瓶、インテリア小物に使う場合が多いです。
オススメのカラー…自分が好きな色でOK! グリーン系やブルー系はおしゃれに見えるので人気。ピンク系を持ってくると女性らしい印象に♪
黄金比を使うメリットについて
黄金比を使うだけでセンスがなくてもバランスよく部屋がまとまる
黄金比は人間が美しいと感じる比率です。比率を守るだけでバランス良く整った部屋になるため、特別なセンスや才能は要りません。
お部屋全体を75:25:5の割合でカラーコーディネートするだけで、今までインテリアコーディネートが難しいと感じていた人もスタイリストがコーディネートした様に、まとまりのある空間がつくれます。
家具やインテリア用品を買うときの色選びで迷いや、失敗がなくなる
黄金比に沿ってお部屋づくりを考えることで新たにインテリア用品や家具を買う際、つい余計なものを買ってしまったり、お部屋に合わない色のものを買ってしまうことがなくなります
なぜかというと、お部屋のカラーを黄金比に沿ってあらかじめ決めることで決めている色以外のものはお部屋には合わないと判断できるからです。
あれもこれもと色々な色で揃えてしまうと、一つ一つはおしゃれで素敵なものでもそれらをお部屋に配置した時になんともチグハグなお部屋の印象になってしまいます。
せっかく「良いな」と思って買ってもお部屋に合わなければがっかりしますよね。
インテリア用品選びに失敗しないためにも黄金比を意識することが大切です。
黄金比を使ったインテリアの配色例
天井、壁やカーテンに使用しているオフホワイトをベースカラーに、床とダイニングテーブルにライトベージュを持ってきてメインカラーにしています。
全体的に薄い色味を持ってくることでナチュラルな雰囲気に仕上がります。
アクセントカラーにはオレンジとグリーンの類似色を持ってくることで2色使いでも違和感なくまとまりのある空間になります。(アクセントカラーはクッションや椅子に使用)
キッチンの作業台と天井、壁にホワイトを用いてベースカラーにし、床とキッチン収納をウッド調ナチュラルカラーを基調としたメインカラーにしています。
アクセントカラーにホワイトの反対色であるチャコールブラックを持ってくることで空間が垢抜け、ナチュラルな雰囲気というよりは上品で洗練された印象のお部屋になります。
壁と床(ラグ)にライトグレーを使いベースカラーにして、ソファーのグレーをメインカラーとして使用するとシンプルでモダンなイメージに仕上がります。
ベースカラーとメインカラーが似たような色なので、アクセントカラーをクッションに使ったターコイズグリーンのような強めの色にすることで、より目立ってインテリアのポイントになります。
カーテンと床にライトグレーを使用してベースカラーにして、壁と観葉植物の鉢にグレーを使用してメインカラーとしています。
アクセントカラーにはグリーンとダークブラウンを使用。どちらも自然界に存在する色なので馴染みやすく、落ち着いてまとまりのある雰囲気に仕上がります。
ベースカラーにグレー系を持ってくると大人っぽく仕上がりますね
黄金比を使ってお部屋づくりをするポイント
黄金比を使ってお部屋づくりをするときのポイントを紹介します
- 自分がしたいお部屋のイメージを決める
- ベースカラー→メインカラー→アクセントカラーの順に色を決める
- カラーを決めたら黄金比から外れたカラーのものは処分するか隠す収納で目立たなくする
自分がしたいお部屋のイメージを決める
まずは自分がやりたいと思うお部屋のイメージを決めます。いくら黄金比があればセンスがなくてもバランスよくまとまるとはいえ、何もゴールや目的がないままではどんな色にすれば良いのかもわかりません。
雑誌の切り抜きやインスタ、ピンタレストから良いなと思うようなお部屋のイメージ写真を集めて自分がどんなテイストで、どんなカラーを使ったお部屋にしたいのかを決めましょう。
ベースカラー→メインカラー→アクセントカラーの順に色を決める
まずは使用する面積が大きく、なかなか変更するのが難しいベースカラーから色を決めていきます。使用面積の広いものから徐々に、面積が狭いものの順に決めていくのが良いです。
その方が全体的なイメージを掴みやすくお部屋の雰囲気が早い段階で決まります。アクセントカラーは気分や季節によっても変わるものなので流動的です。まずはお部屋全体の雰囲気を決めるベースカラーやメインカラーを先に選びましょう。それからアクセントカラーで遊び心を出すのがおすすめ!
使う色を決めたら黄金比から外れたカラーは隠す収納でしまうか、処分する
黄金比を元に使う色が決まれば、それ以外の色味のものは隠す収納にしてしまうか、使っていないものであれば処分します。
せっかく黄金比を使ってカラーを決めてもそれ以外の色がお部屋に点在していては結局、ごちゃごちゃとした印象のままになってしまいます。
具体的にどうすれば良いかというと、
ベースカラーをホワイト、メインカラーをナチュラルオーク、アクセントカラーをグリーン、オレンジと決めた場合、ウォルナットの椅子や、収納用品は処分。ピンク系のクッション、置物はグリーンやオレンジのものに変更。などをして黄金比で決めた色に色味を絞っていきましょう。
とはいえ家具やラグなどの大物は変えると言ってもすぐには変えることは難しいですよね。
それでも何かのタイミングで買い換える時に、黄金比のカラーが頭に入っていると色選びで間違えず、自分がしたいテイストにあった家具やインテリア用品を選ぶことができます。
今すぐお部屋の雰囲気をすっきりまとめたいという場合はまずは変更が効きやすい小物から変えていくのがおすすめです。
まとめ
インテリアの配色の黄金比を使ってお部屋の色味を絞るだけでもうまくバランスが取れて整ったお部屋に変身させることができるようになります。
お部屋の見た目がすっきりとすると、勉強や仕事に集中できるようになったり、居心地の良い部屋にいることでリラックスできてイライラしなくなりストレスも減ります。おうちにいる時間がぐんと充実したものになりそう♪
お部屋がどうしてもごちゃごちゃした印象になってしまう。
すっきりまとめたいのにどうすれば良いのかわからない・・・。
そんな悩みをお持ちの方は一度黄金比を使ってインテリアコーディネートをしてみてはいかがでしょうか??
今より、ぐんとすっきりとまとまったお部屋になること間違いなしですよー♪
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